Q:2週間に1回の注射のタイミングが遅れたら、どうすればいいですか?
A:2週間に1度、リスパダールコンスタ®を注射するタイミングで通院できなかった場合は、できるだけ早く病院に行ってください。
注射されたお薬は約3週間かけて徐々に血液の中に出ていき、数週間かけて徐々に減っていきます。したがって、4回以上きちんと投与している場合には投与予定日を過ぎた場合でも約4~6週間は効果が続くと考えられていますが、次のお薬の投与がされなければ効果は徐々に低下してしまいます。6週間以内に再投与すれば効果は続くと考えられていますので、気付いたらすぐに主治医に相談してください。
ただし、6週間を過ぎると、治療はいちからやり直しとなるため、通院日を過ぎてしまったら、安定したお薬の効果を得るために、病院に行ってください。
Q:注射をすることで、毎日お薬を飲む必要がなくなり、生活の管理ができなくなることが不安です。
A:LAIによる治療により、毎日飲み薬を服用する必要がないため、服薬を忘れないようにご家族の方から注意されることがありません。そのため自立を促すことができ、生活の管理が改善すると考えられます。
Q:救急治療室に運ばれたときに注射を打たれて以来、注射が嫌いです。それとどう違うのですか?
A:救急治療室で投与されたのは、お薬の効果が短い注射薬で、症状を鎮めるために用いられるものです。リスパダールコンスタ®は、これらの注射薬と異なる新しい種類の注射薬でゆっくり効果が現れますが、長い期間治療を継続するために用いられます。救急治療室で投与された注射薬と比べて、副作用が少ないとされています。
Q:注射時の痛みはどのぐらいの割合で現れますか?
A:痛みの感じ方は患者さん個々によって大きく異なりますが、日本国内で実施した2つの臨床試験では、注射部分に痛みが現れた患者さんの割合は、それぞれ9.5%と13.3%でした。
Q:以前に比べて病状が悪化しているために注射薬を勧められているのですか?
A:症状が悪化したために投与が勧められているわけではありません。リスパダールコンスタ®は、従来の抗精神病薬と比べて副作用が少なく、お薬の効果が持続するため、長期にわたり抗精神病薬の治療を受ける必要のある患者さんに適したお薬であると考えられています。
Q:1回目の注射時に飲み薬を服用しなければいけないのはなぜですか?
A:お薬が体内で効果を発揮するまでに1回目の注射後3週間かかるため、それまでの期間では、飲み薬が必要になります。注射薬の効果が出た後、定期的に通院すれば、3週間以降は飲み薬を服用する必要はありません。ただし、症状の変化や、お薬が安定して効果を発揮するまでの時間には個人差があるため、飲み薬が追加される場合もあります。
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最終更新日:2017年06月05日